京樽はこのほど、「寿司に関する調査」の結果を発表した。調査は9月16日~17日、20歳~59歳の男女を対象にインターネット上で行われた。
まず、太巻きや押し寿司など握らない寿司(細巻き除く)を「上方寿司」、握り寿司と、かつて江戸で好まれた海苔巻きである細巻きを「江戸前寿司」として分類し、それぞれ好きな寿司ネタについて調査した。
上方寿司の1位は「いなり寿司」(43.9%)、2位は「ちらし寿司」(34.9%)、3位は同率で「さばの押し寿司」、「太巻き」(ともに24.1%)になった。
江戸前寿司では、1位は「サーモン」(50.9%)で、2位と3位は「まぐろ・中とろ」(47.8%)、「まぐろ・赤身」(45.2%)と、まぐろのネタが続いていた。性年代別にみると、20代女性では「サーモン」の人気が高く68.8%、50代男性では「まぐろ・中とろ」(63.2%)の回答が多かった。
自ら「寿司通」であると回答した人に好みのネタを聞くと、全体では11位の「えんがわ」、13位の「あなご」、15位の「うに軍艦」(いずれも43.5%)が、寿司通の回答の中では同率2位となった。
コストパフォーマンスが高いと思う寿司ネタについて尋ねたところ、上方寿司では、1位が「いなり寿司」(29.5%)、2位が「ちらし寿司」(18.8%)、3位が「太巻き」(13.5%)だった。江戸前寿司では、1位が「サーモン」(24.5%)、2位が「まぐろ・赤身」(19.6%)、3位が「玉子」(14.2%)となっている。
寿司通の回答をみると、最も割合が高かったのは「えんがわ」で、寿司通の4人に1人(25.8%)が挙げている。次いで、「サーモン」(24.2%)、「まぐろ・大とろ」(19.4%)が続いた。「えんがわ」や「まぐろ・大とろ」は、全体では上位10位圏外であるが、寿司通は価格以上のおいしさを味わえると考えているとのこと。
おいしい寿司を食べる旅行に一緒に行きたいと思う芸能人を尋ねると、1位は「石塚英彦さん」(52件)、2位は「渡部建さん」(28件)、3位は「彦摩呂さん」(25件)となった。4位には、「タモリさん」と「マツコ・デラックスさん」が同数(ともに19件)でランクインしている。