JR西日本グループのジェイアール西日本デイリーサービスネットは、大阪市阿倍野区・北区に宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」を新規出店するとの計画を発表した。両ホテルとも2017年の開業をめざす。

「(仮称)ヴィアイン天王寺」

「(仮称)ヴィアイン梅田」

大阪市阿倍野区に建設を予定している「(仮称)ヴィアイン天王寺」は、JR天王寺駅・大阪市営地下鉄天王寺駅・近鉄大阪阿部野橋駅からいずれも徒歩2分に立地する地上13階建てのホテルとなる。客室数は172室。大阪市北区には、地上12階建て217室の「(仮称)ヴィアイン梅田」を建設。JR大阪駅御堂筋口や阪急梅田駅・阪神梅田駅など近隣の駅から徒歩5分前後の場所に建設予定とされている。両ホテルともに駅からのアクセスが良好であることから、国内のビジネス客やレジャー客に加え、訪日外国人客の利用も見込む。

JR西日本グループは宿泊特化型ホテルの出店拡大を通じて生活関連サービス事業の積極展開を図っており、現在、「ヴィアイン」ブランドでJR西日本エリアを中心に17件のホテルを展開。今回、これまで未出店だった天王寺エリアと梅田エリアに出店することで、大阪エリアの「ヴィアイン」ホテルは6件に増え、チェーン全体の件数も19件に拡大する。