JR西日本はこのほど、大阪府吹田市片山町のJR西日本社宅跡地にショッピングセンターを建設するとの計画を発表した。駅近接立地以外でのショッピングセンターの展開は、JR西日本グループとして今回が初めてだという。

大阪府吹田市のJR西日本社宅跡地に来春、ショッピングセンターが開業予定(画像はイメージ)

ショッピングセンターは食品スーパー「阪急オアシス」を核店舗に、ファミリーやグループで利用できるダイニングやカフェなどの飲食店舗、ドラッグストア、クリニックなど20店舗を配置する予定。低層階の店舗と平面駐車場を配置したオープンモール形態の施設内に緑豊かな広場や小径などを配置し、周辺の環境との調和やのんびりと過ごせる雰囲気の醸成を図る。

敷地面積は約1万5,740平方メートル、建物面積は約5,460平方メートル。大阪駅高架下のショッピングセンター「エスト」「アルビ」などを運営するJR西日本大阪開発が運営にあたる。「地域の皆さまや、隣接する大学の学生の快適な暮らしの実現をサポートするとともに、街のブランド向上にも寄与できる施設をめざす」とJR西日本。すでに今月から工事に着手しており、来年春の開業を予定しているとのこと。具体的な開業日と出店する店舗については決まり次第、発表となる。