エン・ジャパンは、同社が運営する「エン転職」のサイトユーザー1,128名を対象に「転職希望者のホンネ」についてアンケート調査を実施した。調査期間は9月9日~16日。
転職を考えた理由は「給与に不満がある」
転職を考えた理由について尋ねたところ、最も多かったのは「給与に不満がある」(44%)だった。この回答は、3年連続で1位となっている。次いで「会社の将来性に不安がある」(42%)、「会社の考え・風土が合わない」(32%)、「仕事内容に不満がある」(31%)と続いた。
転職の際に重視する点について聞くと、1位は「仕事内容」(71%)、2位は「年収」(62%)だった。
転職希望者に「年収へのこだわり」について尋ねると「年収アップを希望」は52%だった。転職を考えたきっかけの1位が「年収への不満」であることから、年収アップを希望している人が過半数を超えている。
転職時の不安について年代別に聞くと、20代は「自身の経験・スキルが評価されるか」(61%)が最も多かった。次いで「仕事適性・やりたいことがわからない」(53%)となっている。30代は「自身の年齢」(77%)が最も多く、2位は「自身の経験・スキルが評価されるか」(61%)だった。年齢と年齢相応のスキル・経験が活かせるか不安に思っていることがわかる。
40代では「自身の年齢」(91%)という回答が圧倒的に多かった。「そもそも応募時点ではねられる」「求人広告を見ると、明らかに若い人の募集だとわかる」「自分自身が、年齢に見合ったスキルがあると思えない」というコメントもあった。「転職回数の多さ」(38%)という回答も他の年代より高くなっている。