2015年11月4日に上場を予定している日本郵政の売り出し価格が26日、決定した。売り出し価格は仮条件上限の1,400円(仮条件1,100円~1,400円)、申込期間は2015年10月27日~30日。
上場市場は東証第1部に決定
売り出し株は普通株式となり、総売り出し株式数は4億9,500万株(国内3億9,600万株、海外9,900万株)。上場市場は東京証券取引所市場第1部となる。
日本郵政は売り出し価格の決定に当たり、仮条件に基づき国内外の機関投資家等を中心にブックビルディングを実施し、需要の申告を受け付けた結果、「申告された総需要株式数は、売り出し株式数を十分に上回る状況であったこと」「申告された総需要件数が多数にわたっていたこと」「申告された需要の相当数が仮条件の上限価格であったこと」が特徴として見られ、同社の株式売り出しと同時に行われるゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の普通株式の売り出し価格や、現在の株式市場の状況などを総合的に勘案して決定したという。