10月19日~10月25日までの1週間に発表された、PC関連の注目ニュースをダイジェストでお届けする。
先週も秋冬PC新製品が数多く登場したが、20日に発表されたデルの13.3型モバイルノートPC「New XPS 13」は、同型モバイルPCで世界最小をうたう製品。5.2mmのベゼル幅で13.3型ながら11型相当のサイズを実現した。CPUはSkylake世代のIntel Core i5-6200Uで、インタフェースにはThunderbolt 3 with USB 3.1 Type-Cも搭載する。11月に発売予定だ。
また、米国時間21日には、HDD大手の米Western Digitalが、フラッシュメモリの老舗米SanDiskを約2兆3000億円(190億ドル)で買収すると発表した。ともにストレージ製造大手となる両社の7~9月期決算はいずれも純利益減少で、巨額の買収額もさることながら、市場の厳しさが伺える結果となった。しかしストレージソリューションの需要は強く、両社はこの買収で競争力を強化する狙いがあるとみられる。なお、東芝とSanDiskの共同事業は継続していくとのこと。
このほか、日本マイクロソフトは22日、12.3型タブレット「Surface Pro 4」を11月に国内投入すると発表。米国で現地時間6日に発表された製品で、前モデル「Surface Pro 3」からディスプレイサイズやCPUなど、ハードウェアを強化している。10月23日から受注開始、発売は11月12日から順次だ。価格は税別124,800円から。