Microsoftは先日、Windowsタブレット「Surface Pro 4」を発表した。Pro 4では初めからWindows 10 Pro(64ビット)を搭載していることも大きいが、機能的にも今まで以上に細部まで強化されている。本稿では、前モデル「Surface Pro 3」とスペックを比較し、進化ポイントを探っていきたい。

縦横サイズはほぼ変わらず、ディスプレイを拡大した「Surface Pro 4」

ディスプレイは高精細に

まずはボディサイズやディスプレイを見ていこう。

機種名 Surface Pro 3 Surface Pro 4
サイズ 高さ約201.3mm×幅約292mm×厚さ約9.1mm 高さ約201.4mm×幅約292.1mm×厚さ約8.4mm
重量 約800g 約766g(Core m3モデル)、約786g(i5/i7モデル)
ディスプレイサイズ 12インチ 12.3インチ
ディスプレイ解像度 2,160×1,440ドット 2,736×1,824ドット

ディスプレイは、Pro 3の12インチ・2,160×1,440ドットから、Pro4では12.3インチ・2,736×1,824ドットになり、ややサイズアップしたほか、ドット密度も向上し表示が精細化している。

サイズ/重量は、Pro 3が高さ約201.3mm×幅約292mm×厚さ約9.1mm/約800gであるのに対し、Pro 4は高さ約201.4mm×幅約292.1mm×厚さ約8.4mm/約766g(Core m3モデル)、約786g(i5/i7モデル)。0.1mm縦横ともに大きくなり、0.7mm薄く、14から34g軽量になっている。薄く軽くなったことでカバンに収納しやすく、携帯しやすくなった。

Surfaceの特徴のひとつは、ボディの「キックスタンド」だ。調節できる角度は、最大150度までで両機種とも変わらない。まあ、これだけ広い角度で動かせれば十分だろう。

背面に「Surface」おなじみのキックスタンドを搭載し自立できる

最大150度まで調節できる