薄切り豚肉を何枚も重ねたミルフィーユ豚カツ。専門店が大人気となったり、ネット上に多くのレシピが公開されたりとブームとなった。今回紹介するのはその牛肉バージョン。豚肉が牛肉になっただけでごちそう感がアップ。しかもステーキ肉を購入するより安価で、ステーキ級のリッチさが楽しめる。ミルフィーユ状にすることで肉汁が閉じ込められ、しかも安い牛肉でもやわらかな仕上がりといいことずくめだ。
平日はママに家事を任せきっているパパの皆さん、今週末はぜひこのレシピで家族を驚かせてみて! ソースに使うトマトソースも時短でできる内容となっている。フードユニット「FOODPARK」が考案したごちそう感があるのに時短なレシピ、チャレンジしてみてほしい。
「ビーフミルフィーユカツ」
材料(4人分)
牛薄切り肉 500g / 薄力粉・パン粉 適量 / 溶き卵 1個分 / 揚げ油 適量
トマトソース(カットトマト水煮 1缶分 / ニンニクみじん切り 1片分 / オレガノ(乾燥) 少々 / 砂糖 大さじ1 / 醤油 少々 / オリーブオイル 大さじ1)
ベビーリーフ 適量
つくり方
1.牛肉は長さが等しくなるよう4つに切り分け、1枚1枚少しずらしながら重ね合わせる。薄力粉と溶き卵、パン粉の順に付け、フライパンで揚げる。
2.トマトソースをつくる。フライパンにオリーブオイルを入れて弱火で温め、ニンニクを炒めて香りが出たら、カットトマト、オレガノ、砂糖を入れて中火で加熱する。トマトがもったりしてきたら、醤油を入れて味を調える。
3.皿にベビーリーフ、1のカツを盛り付け、2のトマトソースをかける。
「トマトソースが余ったら、オムレツにかけたり、茹でたペンネに絡めたりしてもおいしくいただけますよ」とのこと。少し多めにつくっておくのも手だ。
著者プロフィール
FOODPARK
フードカメラマン 福田栄美子、料理家・栄養士・飲食店コンサルタント 橋本加名子、編集ライター・料理家 須永久美の3人によるフードユニット。「おいしそう! 」「食べたい! 」、そんな印象をふっと抱かせる食いしんぼう達の好奇心とプロの視点で、料理本やカタログ・販促物制作、料理イベント、出張講座、飲食店プロデュースなどを行っている。
※オフィシャルサイト「FOODPARK」