リンクスインターナショナルは23日、Intel Celeron N2807を搭載したWindowsベースの組込向けボード「LIVA BAT-MINI」を、法人向けに販売開始した。
「LIVA BAT-MINI」は、CPUやメモリ、ストレージ、通信機能などをオンボードで提供する小型ボード。主なインタフェースは、HDMI、 D-Sub、Gigabit対応有線LANポート、802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0、USB 2.0、音声出力/マイクなどで、組み込み機器向け基板として、GPIOの利用やコネクタ、BIOSなどのカスタマイズが可能とする。同社では、通常基板から設計した場合は数千万円の費用が必要だが、「LIVA BAT-MINI」で代用すると大幅に費用やコスト、時間を削減できるとして、訴求していく。
基本構成は、OSがWindows 8.1 with Bing 64bit、プロセッサがIntel Celeron N2807(1.58GHz)、メモリが2GB、グラフィックスがIntel HD Graphicsなど。ストレージはeMMCで、容量は64G、32GBを選択可能。最大消費電力は15W。