『ダイバージェント』シリーズ第2弾『ダイバージェントNEO』(公開中)で、女優のナオミ・ワッツが登場する本編映像と新場面写真がこのほど、公開された。
本作は、5つの共同体に分かれ管理された未来都市で、この世界を支配しようとする陰謀に立ち向かう異端の少女の闘いを描いた近未来SFアクション。このたび公開されたのは、前作で世界の覇権をねらったジェニーン(ケイト・ウィンスレット)の追っ手から逃れた主人公・トリス(シャイリーン・ウッドリー)一行が、重要な鍵を握る謎の集団が潜伏する秘密のアジトにたどり着いた場面の映像だ。
トリスらが怪しげなアジトを進んでいくと、組織のリーダーでありトリスの恋人フォーの母親である、ナオミ・ワッツ演じるイヴリンと対面。フォーが「母さん」と声を発する。イヴリンは、ジェニーンを倒そうと画策し、トリスらを自身の目的のために抱き込むべく行動しているという役どころだが、トリスらの目的とイヴリンの目的は異なっているという。
また、イヴリンらが潜伏しているアジトのセットには、人々が詰め込まれただけの洞窟ではなく、さまざまな武器の貯蔵庫があり、マーケットらしき場所も存在することが明らかに。積み上げられたような居住区も、しっかりと部屋が別れ、秩序ある生活が送られていることが伺える。
2017年に公開される『Beauty and the Beast(原題)』でも制作を務めるトッド・リーバーマンは「このセットは本当に素晴らしいプロダクションだよ」とアジトの出来栄えを絶賛。「カラフルで、生き生きとして、どこかスチームパンク的で、レトロ風で、何より生命を感じさせるんだ。このセットに入るだけでワクワクしたことをよく覚えているよ」と振り返った。
また、2度のアカデミー賞ノミネート経験を持つナオミ・ワッツとの共演について、息子役を演じたテオ・ジェームズは「すばらしい女優さんで、話題作にも出演している名女優だ。共演できることには興奮したよ。しかも僕の母親役というのがまた面白かった」とコメント。「ただ、本当にかわいらしい女性でもあったので、デートに誘いたいという気持ちと戦うはめになったよ」とちゃめっ気たっぷりに彼女の魅力を語った。
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