アイドルグループ・NMB48のキャリア史上、初となるドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of NMB48(仮題)』(2016年1月29日公開)の特報映像が22日、公開された。

映画『DOCUMENTARY of NMB48(仮題)』場面写真

本作は、"アイドル不毛の地"とまで言われた大阪で、絶大な人気を獲得している同グループの活動を舞台裏も含めて密着。キャリアにおいて疾走してきた輝かしい場面をはじめ、苦悩や葛藤などといった部分まで"光と影"の両方を描写。ライブでのダンスパフォーマンスで存在感を見せつつ、コントや漫才などお笑いにも積極的に取り組むなど独特の進化を遂げてきたグループのすべてをあらわにする。

メガホンを取るのは、各国の映画祭に出品され40カ国以上で上映された『フタバから遠く離れて』シリーズで知られる、社会派ドキュメンタリー作家・船橋淳監督。社会の不条理な出来事に真正面から向き合ってきた船橋監督によって、少女たちの素顔が鋭く描かれる。

3分間にも及ぶ特報映像では、その"光と影"の中でもメンバーらの悔し泣きや弱音などこれまで決して表には出てこなかった"影"の部分を中心に収録。グループのキャプテンでありながらセンターも務める山本彩が「耐えられへんわ…」と弱音を吐く場面、常に比較されながらライバルとして互いを意識せざるを得ない白間美瑠と矢倉楓子の正直な言葉、新世代の須藤凛々花らのすがすがしい姿などを映している。中盤まではシリアスなシーンが続くが、終盤ではそれらを乗り越えていくかのように華々しいライブの映像も流れ、さまざまな角度からNMB48を追う映画の一端を垣間見ることができる。


(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会