ミキモトはこのほど、「ジュエリーのプレゼント」に関する調査結果を発表した。調査は6月24日~25日、東京都、愛知県、大阪府在住で、ジュエリーをプレゼントされた(した)ことのある20~50代男女1,248名(各都府県416名)を対象に、インターネットで行われた。

喜ぶ・喜ばれるプレゼント1位は「ジュエリー」

「配偶者や恋人からもらうとうれしい(女性)、渡すと喜ぶと思う(男性)プレゼント」

調査ではまず、女性には「配偶者や恋人からもらうとうれしい」、男性には「配偶者や恋人に渡すと喜ぶと思う」プレゼントについて尋ねたところ、男女ともに1位はジュエリー(男性53.2%、女性58.5%)」という結果となった。

サプライズよりも「一緒に選びたい」

続いて、ジュエリーをプレゼントしてもらうとき、どのように選んでほしいかを女性に尋ねたところ、「一緒に選ぶ」が61.0%を占めた。

「ジュエリーの選び方・渡し方について」

また、ジュエリーに限らず「プレゼントはサプライズで渡されるのが好き」だと回答した女性は82.1%に上り、女性の多くが「サプライズ好き」という結果に。しかし、「サプライズが好き」と回答した女性も「ジュエリーのプレゼントをどのように選んでほしいか」に対しては、「一緒に選ぶ」が58.8%を占め、ジュエリーはサプライズではなく、一緒に選びたいと考えていることがわかった。

女性が欲しいのは「ネックレス」よりも「指輪」

「プレゼントされるとうれしい(女性)、喜ぶと思う(男性)ジュエリーアイテム」

次に、女性が喜ぶと思うジュエリーアイテムについて男性に予想してもらったところ、1位は「ネックレス・ペンダント(48.9%)」だった。しかし、実際に女性が欲しいと思っているアイテムの1位は「指輪(45.2%)」で、男女間で認識にずれがあることが判明。欲しいアイテムを渡されていないことが、ジュエリーは一緒に選びたいと女性が思う要因の1つであることが伺い知れる結果となった。

クリスマスのジュエリーの予算に男女差

次に、配偶者や恋人にクリスマスプレゼントとしてジュエリーを贈る場合の予算について調査を実施。その結果、男性が考える予算は平均6万7,509円となった。対して女性は、平均で7万4,881円のジュエリーを期待しており、男性の平均予算とは7,372円の差が明らかとなった。

「クリスマスにジュエリーをプレゼントするときの予算(男性)、期待額(女性)」

この結果を地域別に見てみると、平均予算が高い順に「東京(7万7,682円)」「大阪(6万6,466円)」「愛知(5万8,379円)」という結果に。また、女性の期待額との差が最も大きかった地域は大阪で、男性の予算の平均6万6,466円に対し、女性の期待額は9万2,000円となり、その差は2万5,534円となった。

また、年代別では、20代は女性の期待額を男性の予算が上回ったものの、30代以降は女性の期待額が上がり、男性の予算は全て女性の期待額を下回る結果となった。

男性5割がジュエリーのプレゼントに失敗なし!?

「ジュエリーをプレゼントされて困ったこと(女性)、失敗したこと(男性)」

最後に、ジュエリーをプレゼントしたときの失敗について尋ねたところ、男性の半数以上(52.6%)が「ない」と回答。しかし、ジュエリーをプレゼントされて「困ったことはない」という女性は36.4%にとどまり、「趣味に合わないデザインだった(42.1%)」「好きではない宝石・素材だった(10.4%)」「コーディネートしづらいジュエリーだった(8.7%)」など、多くの女性がジュエリーをプレゼントされて困った経験があるという結果に。実は男性は女性の好みを把握できていないことが浮き彫りとなった。