お坊さんの山下智久氏もあり!

10月12日にスタートしたドラマ「5→9 ~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ)がお隣・中国でも話題だ。石原さとみさんと山下智久氏という美男美女を取りそろえた新作ドラマなだけに、中国の日本ドラマファンたちも興味津々だ。中国版ツイッター「ウェイボー」でその人気ぶりを観察してみよう。

石原さとみは「180円」?

ドラマのストーリーは、主演の石原さとみさんが演じる海外勤務を夢見る英会話教師に突然のモテ期が訪れる。だが、そんな彼女に第一印象が最悪だった僧侶の星川がつきまとい始める。東大出でお金持ち、しかもカッコいいという「三高」僧侶の星川役は山下智久氏だ。

そんな石原さとみさんのネット上の俗称は「十元」、10元は日本円にすると現在のレートで大体180円前後だ。なぜそんな微妙な金額で彼女を表現するのかというと、「石原」と「十元」の発音がどちらも「Shi Yuan」だからだ。ちょっと洒落たつもりか「十美元」と呼ぶ人もいる。

「十美元」とは本来は10ドルという意味だが、「美しい石原さとみ」として使われている様子。山Pこと山下智久氏はもちろん人気だが、石原さとみ人気も相当なものである。

「石原さとみ、ここ数年でどんどんキレイになってきた。演技もすごく自然! 笑うと超かわいい! 」
「石原さとみの演じる役はどれも元気いっぱいで、こっちまで元気になる! 」
「石原さとみみたいな彼女がほしい。石原さとみはほんとに誰もの心をトリコにするよ」
「石原さとみっていつでも光り輝いてるみたい。目がすごくかわいい」
「石原さとみはこういう追われる役よりも和尚を手玉に取るような役の方がいいんじゃないかな」

最後のコメントの方はドラマ「ディア・シスター」「失恋ショコラティエ」などで石原さとみさんが演じた小悪魔キャラを引きずっている様子。コメントの雰囲気からすると、石原さとみファンは男女ともに多いようだ。

「日本に行って、お坊さんの嫁になるわ」

もちろん山Pも大人気だ。

「この星川という名前のイケメン和尚がほしい! 強引和尚、私に恋して! 」
「山Pかっこいい! 嫁に来て! 石原さとみもすごいキレイ。すっごい甘いストーリー! でもほとんどの男性はこの和尚みたいにロマンチックじゃないよね。山ピーみたいな彼氏がほしい」
「強引さ、優しさ、愛のささやき、攻め力を一身に集めた彼氏力抜群の和尚が私の乙女心を満足させる! 」
「このドラマを見てやっと分かった。なんで山Pがたくさんの女性たちの『男神』なのかを(男神が女神の対義語として使われるネットスラング)」
「私、日本に行って、お坊さんの嫁になるわ」
「もう『かっこいい』しか言えない! バカになったわけじゃないけど、もうカッコいい意外の言葉が出てこない! 」

ドラマの中の山P演じる星川の強引さに、中国人女子たちもメロメロの様子だ。ウェイボーにも「和尚か、日本人はホントにいろんなネタ探してくるね」とあったように、確かにお坊さんというのは意外な路線だが、これを機会にお坊さんブームがやってくるのかも!?

※写真はイメージで本文とは関係ありません