マウスコンピューターは21日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、業務用となる21.5型タッチ対応モデル「ProLite T2234MC-B1X」を発表した。10月23日から発売する。価格はオープンで、楽天市場の直販ショップにおける参考価格は92,448円(税込)。

ProLite T2234MC-B1X

ProLite T2234MC-B1Xは、投影型静電容量方式の10点マルチタッチに対応した21.5型の液晶ディスプレイ。Windows 7 / 8 / 8.1のOS標準タッチドライバで動作し、Mac OS 9とOS X用のドライバも提供される。Windows 10については、基本的なタッチ操作が可能なことは確認済みだが、すべてを保証するものではないとしている。

本体のフロントベゼル正面は、IP65の防塵防滴に適応。常に水がかかる環境を除いて、医療や工場の現場、店舗の操作端末など、さまざまな場所での使用を想定している。

90度のチルト、ピボットに対応

主な仕様は、液晶パネルがIPS方式、バックライトがLED、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル(タッチパネル装着時は225cd/平方メートル)、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下左右とも178度、応答速度が14ms(GtoGは8ms)。

映像入力インタフェースはDVI-DとD-Subで、そのほかタッチパネル通信用のUSBポートがある。スタンドのチルト角は90度と大きく、画面の縦回転(ピボット)も可能。ネック部分には、各種のケーブルをまとめておくケーブルホール/カバーを設けている。VESAマウントは100mmに対応。

消費電力は標準27W、最大30W、パワーマネジメントモードで最大2Wとなっている。本体サイズはW517.5×D219×H351.5mm、重量は7.2kg。