HTC、Android 6.0を搭載した5"スマホ「HTC One A9」発表

HTCは10月20日(米国時間)、Android 6.0 Marshmallowを搭載したスマートフォン「HTC One A9」を発表した。11月の発売を予定しており、米国では同社のオンラインストアにおいて期間限定で32GBのアンロックモデルを399.99ドルで提供する。

HTC One A9は、メタル筐体とディスプレイが一体となってエッジ部分が丸みを帯びている。iPhone 6/6sシリーズに似たスリムなデザインである。HTCが"metalmorphics"と呼ぶアプローチで設計されており、スリムながら剛性が高く、手に持った時に軽量に感じられるという。カラーは、カーボングレイ、オパールシルバー、トパーズゴールド、ディープガーネットの4色。


カーボングレイ	オパールシルバー


トパーズゴールド	ディープガーネット

ディスプレイは5インチ、フルHDのAMOLED(有機EL)。カバーガラスには2.5D Corning Gorilla Glass 4が用いられている。プロセッサはQualcomm Snapdragon 617 (オクタコア: 1.5GHz×4 + 1.2GHz×4)。背面の13メガピクセルカメラが光学式手ぶれ補正機能を搭載し、前面カメラは光が乏しいシーンでの撮影に強いUltraPixelセンサーを装備する。どちらもf/2.0レンズを備える。写真撮影機能はRAWモード、プロ・モード撮影をサポートし、また撮影したビデオにHyperlapse編集ツールで最大12倍のタイムラプス効果を加えることが可能。

オーディオ機能は、24bit/192kHzハイレゾオーディオに対応。HTC BoomSoundを搭載する付属のヘッドセットとの組み合わせで、Dolby Audioサラウンド技術を用いたパワフルなオーディオで音楽やゲームを楽しめる。

ディスプレイ下のボタンが指紋スキャナーになっており、Android Payの利用が可能。使用していない時の消費電力を抑えるAndroid 6.0の新機能Dozeによってバッテリーが長持ちし、またオプションのHTC Rapid Charger 2.0による急速充電をサポートする。