日本HPは20日、11.6型の低価格なモバイルノートPC「HP Stream 11-r000」を発売した。販売は直販サイト「HP Directplus」限定で、価格は税別27,700円。商品の発送は11月中旬以降から開始する。

HP Stream 11-r000

HP Stream 11-r000は、2014年12月に発売された「HP Stream 11-d000」の後継モデル。前モデルとの違いはOSにWindows 10 Home 64bitを採用している点と、バッテリ駆動時間が10時間30分に延長された(前モデルは約8時間15分)こと、IEEE802.11a/b/g/n/acの無線LANに対応したこと、重量が80g軽くなりさらに0.4mm薄くなった点だ。

本体カラーは従来モデルと同じくブルー1色のみだが、色がホライズンブルーからコバルトブルーに変わった。さらに、パームレストがドットパターン付きのグラデーションからヘアライン加工風の仕上げに変わるなど、デザイン面にも手が加えられている。

主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2840(2.16GHz)、メモリがDDR3L 2GB(オンボード)、ストレージが32GBフラッシュメモリ(eMMC)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。光学ドライブは持たず、OSはWindows 10 Home 64bit版。ストレージ容量が少ないのは、クラウドストレージの利用を想定しているため。本機を購入すると、マイクロソフトのオンラインストレージサービス「OneDrive」の容量100GBを2年間無料で使えるほか、国際的な公衆無線LANサービス「iPass」の1年間使用権も付属する。

11.6型の液晶ディスプレイはノングレア(非光沢)タイプで、解像度は1,366×768ドット。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0だ。主なインタフェースは、USB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI×1、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、HD Webカメラ(約92万画素)など。本体サイズは約W300×D206×H18.4mm、重量は約1.18kg。

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