日本HPは20日、グラフィックス機能としてNVIDIA GeForce GTX 950M(4GB)を採用した15.6型ワイドのゲーミングノートPC「HP Pavilion Gaming 15」シリーズ(3モデル)を発表した。直販サイト「HP Directplus」では同日より販売が開始され(商品の到着は11月中旬以降)、直販価格は税別109,8000円から。
HP Pavilion Gaming 15は、同社のPavilionシリーズとしては初となるゲーミングモデル。個人向けスタンダードPCとして知られた「Pavilion」ブランドを冠することで、ゲーミングPCの存在をより身近なものにすることを目標としている。本体の形状は15.6型ノートPC「Pavilion 15」シリーズに似ているが、金型が一から作り直されており、サイズや通気口の位置などが微妙に異なっている。
ゲームのプレイに特化したモデルということで、没入感を高めるデザインに仕上がっている点も特徴的。トゥインクルブラックの本体カラーをベースに、アクセントしてハイブリッドグリーンを使用。パームレストにはヘキサゴンドットのグラデーションを描き、キーボードバックライトもグリーンとすることで統一感を出している。
ラインナップには、メモリ容量とストレージ構成、光学ドライブが異なる3種類のモデルを用意。スタンダードモデル(15-ak022TX)の主な仕様は、CPUがSkylake世代のIntel Core i7-6700HQ(2.60GHz)、メモリがLPDDR3 8GB、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 950M(4GB)。OSはWindows 10 Home 64bit版。
15.6型IPSの液晶ディスプレイはノングレア(非光沢)タイプで、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、100BASE-TXの有線LANを搭載。主なインタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI×1、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、HD Webカメラ(約92万画素)など。バッテリ駆動時間は約7時間。本体サイズは約W385×D267×H24.5~30.9mm、重量は約2.40kg。
スタンダードモデルの1つ上位となる「15-ak023TX」は、スタンダードモデルとほぼ同じ仕様だが、ストレージが128GB M.2 SSD+1TB HDDのデュアルストレージ構成になる点と、光学ドライブにブルーレイディスクドライブが採用されている点が異なる。さらに上位モデル「15-ak024TX」は、メモリ容量がDDR3L 16GBとなる。