整体師の大山奏です。晴れた日は外に出て日なたぼっこをするのにちょうどいい時期ですね。オフィスの中から外を眺めて、「なんでこんな日にパソコンの画面ばかり見ていないといけないんだろう……」なんて感じることはありませんか? お昼はお弁当を持って外で食べるなど気分転換をして、体にストレスをかけないようにしていきたいですね。
今回はサランラップの芯を使って、現代病ともいえる肩こりを解消するストレッチをご紹介します。
ラップを使った「クルクルストレッチ」
Step1: 脚を肩幅に開いて立ち、両手でサランラップの両端を持ちます
Step2: 左手を前に出すと同時に、右手は自分に引き寄せます
Step3: 左右の手を回転させるようにします
Step4: 右手を前に出しながら、左手は自分に引き寄せます
写真では分かりづらいかもしれませんが、手で自転車こぎをするような感覚です。芯の両端をタイヤだとイメージし、クルクルと両手を前後に回転させていきます。
スピードはそんなに速くなくてもOKです。動かしたいのは肩甲骨から腕全体です。なるべく大きく腕を動かして回転させてみてください。
慣れてきたら上半身全体を使って
慣れてきたら、上半身全体を動かすようなイメージで行ってみてもいいでしょう。こうすると脇腹にも刺激が加えられますし、背中全体のこりをほぐす効果も期待できますよ。
肩甲骨を意識して
肩こりがひどいと、ついつい肩の辺りを押さえてもむようにしてしまいますが、それではあまり効果がありません。肩をもむなら、湯船に浸かりながらするなどがいいでしょう。
肩や首が痛いときには、肩甲骨を思い出してください。肩甲骨周りが動くかどうかで、肩こりのつらさは格段に違ってきます。肩甲骨を動かしていけば自然と肩の血流もよくなって、つらい痛みが改善されますよ。ラップの芯がない仕事中の休憩時間にも、「エア自転車こぎ」で体をほぐしてみてくださいね。
筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。