ビー・エム・ダブリューは16日、第2世代モデルとなるプレミアム・コンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)、BMW新型「X1」を発表した。同日に東京・六本木ヒルズにて製品発表記者会見も行われた。

BMW新型「X1」製品発表記者会見は、六本木ヒルズで開催される「G-SHOCK」のイベント「REAL TOUGHNESS」の会場にて行われた

BMW「X1」は2010年、プレミアム・コンパクト・セグメント初のSAVとして登場。スポーティかつ力強いスタイリング、開放感のある室内空間などの特徴を持ち、これまでに世界中で73万台以上の販売実績を持つという。新型「X1」は先代モデルより全長が30mm短くなり、全高が35mm高められた。取回しの良いコンパクトなボディサイズとしつつ、よりたくましく力強いスタイリングを実現している。

インテリアもラグジュアリーな雰囲気を演出し、後席スペースを大幅に拡大することで、ひとクラス上のモデルに匹敵する室内空間に。後席はスライディング機能も備え、乗車人数や荷物の量に合わせて多彩なシートアレンジが可能だ。高い実用性・多様性を提供するとともに、LEDヘッドライトや「衝突回避・被害軽減ブレーキ」「iDrive ナビゲーション・システム」など、走行安全性・快適性に優れた数々の機能を標準装備とした。

製品発表記者会見に登壇したビー・エム・ダブリュー代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏

新型「X1」の日本発売に合わせ、「G-SHOCK」とコラボしたキャンペーンも実施。六本木ヒルズで開催される「G-SHOCK」のエクストリーム・スポーツ・イベント「REAL TOUGHNESS」にも協賛し、その会場にて製品発表記者会見が行われた。

会見には、ビー・エム・ダブリュー代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏が登壇。「G-SHOCKと同様、X1もリアル・タフネスを誇ります。とくに若い世代のお客様に魅力を感じていただいており、アクティブなライフスタイルをより楽しむために、X1もひと役買っています」と述べた。

先代モデルの発売以来、日本での購入者の約1/4が20~30代とのことで、「若い世代に魅力を与えるのは、我々の持続的な成長のためにも大切なこと」とクロンシュナーブル氏。新型「X1」の投入でさらなる成長をめざす。「日本市場におけるコンパクトモデルの人気は証明されており、新規顧客を取り込む上で重要な役割を果たします。とくに国産車からの乗換えを促す際、その重要性が増します。既存のお客様も新規のお客様も、新型X1に試乗することで、我々のたゆまぬ努力を感じていただけるはず」と話していた。

新型「X1」では、全モデルにBMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、たくましさを強調した「xLine」、ダイナミックなスタイリングと走りを強調した「M Sport」も設定。1.5リッター直列3気筒DOHCエンジン搭載(最高出力136PS)の「X1 sDrive18i」「X1 sDrive18i xLine」「X1 sDrive18i M Sport」、2.0リッター直列4気筒DOHCエンジン搭載(最高出力192PS / 231PS)の「X1 xDrive20i」「X1 xDrive20i xLine」「X1 xDrive20i M Sport」「X1 xDrive25i xLine」「X1 xDrive25i M Sport」のラインアップとなる。

同車の価格は385万~591万円。全国のBMW正規ディーラーにて、10月24日から販売開始される。なお、新型「X1」の日本発売を記念し、111個だけの「G-SHOCK」限定モデル「G-SHOCK BMW NEW X1 LIMITED EDITION」(非売品)が抽選で当たる特別キャンペーンも行われ、応募方法など特設サイトで案内しているとのこと。