日本マクドナルドは26日より、「新・おてごろ宣言」と題しバリューメニューや価格体系の刷新などを行う。
価格一本化により一部値上げも
日本マクドナルドは昨今の異物混入事件などを受け、業績が低下。それを受け、5月25日に「スマイル0円」の完全復活を宣言するなど改善に取り組んできた。今回発表した「新・おてごろ宣言」はそれに続くもので、「バリューメニューの刷新」「価格体系の刷新」「クレンリネス」を中心とした活動を行う。
「バリューメニューの刷新」としては、近年変更していなかった手頃な価格帯の商品構成を強化し、「おてごろマック」として新たに導入する。バーガーメニューではボリューム感のある「エッグチーズバーガー(ニックネーム:エグチ)」、「バーベキューポークバーガー(同:バベポ)」「ハムレタスバーガー(同:ハムタス)」を200円で提供する。150円の「Sポテ」といったサイドメニューや100円の「アップルパイ」を始めとするデザート・ドリンクメニューを用するほか、500円の「おてごろセット」も提供する。
「価格体系の刷新」では、「価格がわかりづらい」というユーザーの声を反映し、現在の商圏別価格区分を見直しを実施。一部の特殊店舗を除く全店舗で、価格を統一した新たな価格制度を導入する。今回の価格一本化により店舗別の商品価格ベースでみると、70%で価格据え置き、25%で値上げ、5%で値下げとなる。
「クレンリネス」では、清潔な店舗づくりを強化するため、新しい掃除キットを導入。また、クルーへ2カ月のトレーニングを行い、より綺麗で快適な食事空間の提供に務める。
(※価格はすべて税込み)