エアアジア・ジャパンの初号機が10月16日12:50頃、中部国際空港(セントレア)に到着した。

中部空港に到着したエアアジア・ジャパン初号機

2016年4月の就航を予定しており、中部空港をベースに新千歳/仙台/台北線を展開し、航空券は11月下旬から発売する。具体的な運賃については未定だが、大手の同一路線に比べて半分から3分の1程度に設定する見通しという。16日にエアバスA320初号機を受領し、就航に向けて各種手続きを進めていく。

中部空港に到着したエアアジア・ジャパン初号機

エアアジア・ジャパンは2011年にANAと合弁で設立し、2012年8月に成田=新千歳線などに就航したが、業績不振や方向性の違いにより2013年に合弁を解消。同年に日本市場から撤退した。エアアジア・ジャパンの代表取締役兼最高経営責任者であった小田切義憲氏は2013年にANAを退社し、2014年7月に改めてエアアジア・ジャパンの代表取締役社長として新生エアアジア・ジャパンを発表した。

中部空港に到着したエアアジア・ジャパン初号機