お笑い芸人の加藤浩次と、フリーアナウンサーの田中みな実が15日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで、きょう16日にスタートする同局系新バラエティ番組『巷のリアルTV カミングアウト!』(毎週金曜19:00~19:57)の収録後に取材に応じ、本番中さながらの意見の対立を見せた。
この番組は、夫婦問題、ご近所問題、学校問題など、身近な衝撃エピソードを再現VTRで紹介するバラエティ。10月30日の放送分を収録したこの日も、加藤と田中は、占いや信仰などの話題で度々意見が対立し、ゲストも巻き込んでトークが大いに盛り上がった。予定時間を超えて収録を終えた加藤が、思わず「結構疲れる番組ですね」と本音を漏らすほどだ。
初回のテーマが「夫に言えない妻の秘密」だったこともあり、田中は「結婚に対する理想とか憧れはすごいあるんですけど、回を重ねるごとに、その理想がどんどん崩されていく…」と消沈。しかし「それがリアルなんだなと受け止めながら、自分はきっと幸せになれるはずだって、どこかで思っています」と立ち直ると、すかさず加藤は「自分の幸せしか考えてない!」と切り込んだ。
「旦那の幸せを考えてくださいよ」と主張する加藤に、田中は「当然考えますけど、それに自分の幸せはくっついてくるじゃないですか」と反論。それに関連して、思い描く夫婦の幸せの比率を「旦那さん8割、自分2割」と話すと、加藤は「絶対ウソだね! 逆だと思うよ!」と疑ってかかった。
このように意見が合わず、性格も水と油の2人は、今回が初共演。加藤は田中の印象を「テレビで見てた通りです。鼻持ちならない奴」と笑いながら発言し、田中を慌てさせた。そんな田中も、加藤から「『あの男本当におかしなこと言ってるな』って家帰ってから思うでしょ?」と尋ねられると、「ときどき…」と否定せず、取材中もバチバチ火花を散らしていた。
同番組は、TBS系バラエティ番組『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』を手掛ける、制作会社・ハイスタンダードの立浪仁志氏が総合演出とプロデューサーを担当し、初回は、家庭内にまつわる衝撃の実話が再現VTRで登場。さらに、ゲストの田中美佐子(夫はTake2の深沢邦之)と、東尾理子(夫は俳優の石田純一)が、家庭内の知られざるエピソードを披露する。このほか、バイきんぐの小峠英二、佐藤栞里がゲスト出演する。