アイ・オー・データ機器は14日、USB 3.0に対応した外付けHDDとして、「HDEL-UTB」シリーズと「HDCL-UTE」シリーズを発表した。10月末の発売予定で、価格(税別)は12,000円から。
HDEL-UTBシリーズ
「HDEL-UTB」シリーズは、4色の本体カラー(ミレニアム群青 / Chocolat / Sunset Orange / Moon White)に、2TB / 3TB / 4TBのモデルを用意。価格(税別)は2TBが16,500円、3TBが19,900円、4TBが27,700円。
ミレニアム群青モデルは、加賀百万石を治めた大名である前田家ゆかりの文化財「成巽閣」をイメージしたカラーバリエーション。アイ・オー・データ機器は2016年1月に創業40周年を迎えることから、本社所在地である石川県・金沢市の文化財「成巽閣」で利用されている色を採り入れた。今後のHDD製品にも採用される予定だ。
本体はケーブルが出っ張らないデザインで、壁などにピッタリとくっつけるように設置できる。本体の広い面が"なし地"加工、狭い面がヘアライン加工されており、縦置きと横置きで質感の違いを演出。ゴム足には透明素材を使用するなど、細かい部分にも気を配っている。また、ファンレスの静音設計となっており、PCの電源と連動して電源をオンオフする機能を搭載。HDDのアクセスLEDは、光が目立たないよう背面に設置されている。
PCのほか、USB HDD接続が可能な液晶TVでも利用可能。対応機種は、ソニー製「BRAVIA」、シャープ製「AQUOS」、東芝製「REGZA」など。インタフェースはUSB 3.0(USB 3.1 Gen)。本体サイズは約W43×D160×H160mm、重量は約1.5kg。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.7~10.10。
HDCL-UTEシリーズ
「HDCL-UTE」シリーズは、ブラックモデルに1TB / 2TB / 3TB / 4TBを、ホワイトモデルに1TB / 2TB / 3TB / 4TB / 5TB / 6TBを用意する。価格(税別)は1TBが12,000円、2TBが15,400円、3TBが18,700円、4TBが26,600円、5TBが42,200円、6TBが52,300円。
内蔵HDDにウエスタンデジタル製HDDを採用。無償提供されるソフト「NTFS for Mac I-O DATA」を使うことで、Mac OS X環境下でも再フォーマットせずにデータの書き込みが行える。また、Macでのファイル単位、フォルダー単位の暗号化も可能。
本体はファンレスの静音設計で、PCの電源と連動して電源をオンオフする機能を搭載する。USB HDD接続が可能な液晶TVでも利用可能。対応機種は、ソニー製「BRAVIA」、シャープ製「AQUOS」、東芝製「REGZA」、パナソニック製「VIERA」など。USBポートを1基装備し、ビデオカメラなどを直結して動画を保存できる。対応ビデオカメラは、JVC製「エブリオ」、ソニー製「ハンディカム」、キヤノン製「アイビス」など。
インタフェースはUSB 3.0(USB 3.1 Gen)。本体サイズは約W39×D185×H120mm、重量は約1.1kg。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.7~10.10。