東京都交通局は13日、日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を実施すると発表した。ダイヤ改正日は2015年10月31日。平日・土休日の朝と平日夕方以降の時間帯で運転本数を増やし、混雑緩和と利便性の向上を図る。

日暮里・舎人ライナーの新型車両330形(写真左)と300形(同右)

今回のダイヤ改正で、平日朝6~8時台の上り(見沼代親水公園発)の運転本数が現行の47本から54本(1時間あたり17本)に増え、土休日朝6~9時台の上りも現行の40本から47本(1時間あたり11~12本)に増発される。平日の夕方以降、16時台・19時台の下り(日暮里発)が2本ずつ増発され、それぞれ1時間あたり14本の運転に。22時台・23時台も下りが1本ずつ増発され、1時間あたり10~11本の運転となる。

日暮里・舎人ライナーは2008年3月に開業した新交通システム。日暮里~見沼代親水公園間を結ぶ9.7kmの路線で、従来車両300形(16編成)に加え、10月10日から新型車両330形も営業運転を開始した。330形は車内をオールロングシートとするなど輸送力を向上させた車両で、朝夕ラッシュ時の混雑緩和への貢献が期待されているという。