パラレルスは、Mac上でWindowsやLinuxなどのゲストOSを実行できる「Parallels Desktop 11 for Mac」とネットワーク上のMac/PCを管理する「Parallels Mac Management for Microsoft System Center Configuration Manager」が、最新のMac OS、「OS X El Capitan」をフルサポートすることを発表した。
「Parallels Desktop 11 for Mac」はリリース時から、OS X El Capitan対応を謳っていたが、この度、最新のアップデート版でフルサポートする運びとなった。Parallels Desktop 11では、Windows 8とWindows 10の起動とシャットダウンが最大50%高速化したほか、新機能である「Travel Mode」搭載で、外出時のバッテリー持続時間が最大25%向上している。
最新版となる「Parallels Desktop 11.0.2」では、前出のOS X El Capitan対応のほか、Windowsの仮想マシンで、OS Xから共有されたiCloud Driveに幾つかのアプリケーションが表示されない問題、仮想マシンからCoherenceモードに切り替えるボタンが間違った場所に表示される問題などの問題が修正され、安定性とパフォーマンスが向上している。
Parallels Desktop 11 for Macの価格は、ダウンロード版が8,500円、「Parallels Desktop 11 for Mac 5 ユーザー ライセンス版」が37,800円、「Parallels Desktop 11 for Mac USB メディア版」が9,500円、「Parallels Desktop 11 for Mac 生協版」と「Parallels Desktop 11 for Mac アカデミック版」が6,000円。
バージョン9と10ユーザー向けのアップグレード版および「Parallels Desktop for Mac Pro Edition」へのアップグレード価格は5,300円。また、サブスクリプションで提供される「Parallels Desktop for Mac Pro Edition(1年版)」は10,800円、「Parallels Desktop for Mac Business Edition」は10,000円/年となっている。