女優の釈由美子(37)が13日、オフィシャルブログを通じ、かねてより交際していた一般男性と10日に入籍したことを報告した。
釈は「いつも応援してくださる皆様へ」の書き出しから、「この度、釈由美子は、かねてよりお付き合いしておりました一般男性の方と2015年10月10日に入籍しましたことをご報告させていただきます」。入籍日から発表まで間が空いたことについて、「発表は、昨日までの作品が無事にクランクアップを迎えてからとさせていただきたかったので、ご報告が遅くなり申し訳ございません」と事情を説明した。
また、「私も便乗したかのようなまさかのタイミングで今回の発表になってしまうとは思いませんでしたが(汗)」と芸能界の結婚ラッシュに触れ、「出逢った頃から極々自然にお互い結婚を意識したお付き合いをさせていただいた中で誠実で愛情深い彼と、人生を最期まで共に歩んでいきたいという想いに達し、結婚の運びとなりました」と経緯を明かした。
釈は、今年1月10日に父を肺腺がんで亡くした(享年66)。昨年10月に余命半年と宣告され、釈は仕事の合間を縫って看病していた。「本来なら父の喪が明けてからの入籍を考えておりましたが父も亡くなる直前まで、自分の病気のことよりも、私の結婚の心配をずっとしていたので(笑) 天国でようやく安心してくれていることと思います」と最愛の父への思いを交えながら、心境を伝えた。
そのように前向きに考えられるようになったのも、「そんな最愛の父を亡くしたあとの寂しさや悲しみを彼がいつも側で温かく支えてくれて優しく癒してくれました」という相手の支えがあったからこそ。「これからは互いに支えあい、高め合い、慈しみあいながら地味に地道に、小さな幸せに感謝できる日々を重ねて行きたいと思っております」と抱負をつづる。
そして最後に、「まだまだ未熟者ではございますがいつも応援してくださるファンの皆様や関係者の皆様に喜んでいただけるような作品をお届けできますよう、これからも女優としても、人間としても、精進して成長していきたいと思いますので、今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます」と呼びかけ、「感謝の気持ちを込めて」というメッセージで結んだ。