徳島を中心としたアニメイベント「マチ★アソビ」眉山山頂特設ステージで10日、『ハッカドール』のスペシャルトークイベントが行われ、ハッカドール1号役の高木美佑、ハッカドール2号役の奥野香耶、ハッカドール3号役の山下七海、ハッカドール4号役の上田麗奈らが登場した。
『ハッカドール』は、様々なジャンルのオタク系情報に特化したキュレーションアプリ。10月からは、TVアニメ『ハッカドール THE あにめ~しょん』もスタートしている。高木、奥野、山下はこれまでの「マチ★アソビ」にもハッカドールとして参加してきたが、上田はつい先日ハッカドール4号役に決定したことが明かされたばかり。前回は客席から見学していたこともあり、「とうとうハッカドール4号になりました。長い戦いだった……!」と感慨深げに語った。
早速始まった「シャッフルしてえくすぷれーん」コーナーでは、作品やキャラクターを紹介。普段のニコニコ生放送もバラエティ色が強い『ハッカドール』だけあって、今回はメンバーそれぞれの個性を入れ替えて、高木が奥野、奥野が上田、山下が高木、上田が山下のモノマネをしながら紹介するコンセプトで展開された。
真似の仕方にもそれぞれの個性が出ており、山下は高木のマネとしていきなりものを食べる仕草を始めた。一方、高木は奥野ののんびりふんわりした天然キャラぶりを披露。上田は、眠い時の山下風に語尾をだるーんと伸ばしてトークする。さらに奥野が身振り手振りを交えながら上田の話し方をうまくマネすると、上田自身も同じ話し方を始めるなど、会場はカオスな盛り上がりを見せた。
『ハッカドール』のアニメ版に話題が触れると、上田は現場のキャスト陣の若々しさや、作品の勢いを強調。思っていた以上にスピーディでテンポのいい作品だという。山下は、作品のギャグの多さや現場の楽しさに仕事を忘れるほどだそうで、『ハッカドール』のアフレコ現場の楽しさが伝わってきた。
続く「お悩み解決! ハッカドーラセーロ」は、寄せられたお悩みに対して、出演者が大喜利形式で答えていくコーナー。……のはずだったのだが、高木の"中二病"演技に合わせて出演者全員が"中二病"家族を演じ始めたり、4人が「きのこの山vsたけのこの里」をテーマにした創作ダンスを見せたりと、当初の企画は異なる体を張ったステージングで客席を楽しませた。
コーナーではノリノリな山下だったが、客席に家族が来ていることを思い出して赤面し、恥ずかしがる場面も。また、「『ハッカドール THE あにめ~しょん』をどんな風に展開すればBDが売れるか?」というアニメスタッフからの相談に対しては上田は、「4号に出番をください」と直球の要求。山下からは「権力を手に入れて国をまとめれば」という野心的な提案がされていた。対する奥野は2号と4号のイチャイチャを要望。ラストの高木はまじめに考えた結果、「4人いるんだから麻雀をやりましょう!」と趣味を前面に出した回答で会場を沸かせた。
ステージ後半には、なんと『うーさーのその日暮らし』のうーさーが、「ハッカドール5号(自称)」のタスキをつけて登場。『ハッカドール THE あにめ~しょん』と『うーさーのその日暮らし 夢幻編』は同じ「ULTRA SUPER ANIMETIME」枠の作品であり、MCのDeNA岡村直哉氏によると、今後『ハッカドール』とうーさーのなんらかの形でのコラボも期待していいようだ。
意外なゲストも乱入して、大いに盛り上がったステージ。最後は高木が「これからも濃い内容が詰まっているので、『ハッカドール THE あにめ~しょん』をよろしくお願いします!」と会場に呼びかけた。