10月7日から10日、千葉県・幕張メッセで開催された最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2015」。会場で見かけた明日を創るテクノロジーから、センサーに類するものを集めてみよう。出展各社のブースや展示については、マイナビニュース「家電fan」のCEATEC JAPAN 2015特集を参照いただきたい(コンパニオンのお姉さん特集も!)
今年のCEATECは、新たなイノベーション創出に向けてベンチャー企業に注力したのか、従来のCEATECだと資金的に出展が難しかったベンチャー企業のブースが増えていたり、ハッカソンまで開催されたりした。
謎センサー、2次元と3次元、どっちがトキメク?
ロームの「ときめきセンサ」には何の説明もなく、いわば謎のセンサーだ。デモンストレーションも実施していて、目の前の2次元彼女と3次元彼女から告白され、どちらがより「トキメク」かを判断する。
CEATEC、いや、時代は変わったなぁ
【左】そのロームブースから近い場所にスタートアップ企業群のブースがあった。そこで見たのは抱き枕に触覚センサーを仕込んだ「痛すぽ」。【右】抱き枕サンプル。CEATECにこんな展示があるとは時代が変わったのかしら? |
もちろんガチなセンサーも
【左】村田製作所のベッドセンサー。基本は加速度センサーのようだが、これ1つで呼吸数や心拍数、血液量まで推定するというのはちょっと驚きだ。介護や在宅ケアの用途が挙げられているが、活動量計のベッドバージョンも考えられるだろう。【右】サンプル基板。下の銀色の部分がセンサー本体 |
【左】京セラの嗅覚センサー。4種類の感応膜を使用した、業界標準化に向けたMSSコンソーシアムを発足させたようだ。【右】試作機器。左上に小さく見えるのが嗅覚センサー |
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動作サンプル。感応膜に成分が吸着されることで、電位が変わる仕組み。電位の変化量で判断するという |