上手な節約でムダを省いて、お金をためたいと考えている方も多いかと思います。節約するならまず食費! と考えている方におすすめの食材をご紹介します。
1. お米
新米が出回ってきていますが、やはりお米は食費節約には欠かせない存在です。価格が安定していて、腹持ちが良いのでムダな出費を抑える効果も期待できます。
子供のおやつ代わりにおにぎりやお茶漬けなど、まとめて炊いて小分け保存をしておけば、「おなかすいた~」に素早く対応できます。袋を空けてすぐに食べられるものよりも、ごはんと覚えておきましょう。
2. 大豆製品
豆腐、納豆、油揚げなど、比較的価格が安定していて、しかもセールになりやすいのが、大豆製品です。
豆腐はそのままでも、これからは湯豆腐や鍋にも活躍しますし、ひき肉と混ぜてかさまし食材としても人気があります。高野豆腐も大豆製品ですが、すり下ろしてからひき肉に混ぜると水っぽくならずにおすすめです。
3. 旬の野菜
旬の野菜は栄養価も高く、広告の目玉商品になることもしばしば。これからの季節は、キャベツ、大根、白菜が安くなり、使い回しのしやすい食材ですので、上手に取り入れたいですね。
また、食卓が白くなりすぎないように、所々彩り野菜を添えるようにしましょう。食材高騰時は冷凍野菜をセールで買ってやりくりすることも大切です。もやしは価格も安く節約にはおすすめですが、傷みやすいので買いすぎに注意をしましょう。
4. 鶏胸肉
肉の節約定番食材と言えば、鶏胸肉です。鶏胸肉は肉の中でも100gあたりの値段が安く、加工調理もしやすいので人気です。一方で、パサパサしているなどジューシーさに欠ける面もあります。
おすすめは、ハーブ塩やにんにくしょう油など、調味料に漬け込んで肉を軟らかくするような調理方法。また開いて伸ばして、食材を包んで衣を付け大きくして油で揚げるといった調理方法にすると、ボリュームおかずに変身です。
5. 卵
卵は、かに玉、玉チリ、卵焼きのほか、ポーチドエッグにしてサラダに添えたり、半熟卵をグラタンにまるごと入れるなど、おかずやボリュームUPにも使えますので、常備しておきたい食材です。
6. 魚の加工食品
魚は旬の魚がおすすめですが、なかなか自分で調理となるとハードルが高くなってしまうもの。スーパーによっては三枚おろしといった処理を無料でやってくれるところもあります。
魚は缶詰や魚肉ソーセージ、ちくわといった加工食品もあります。缶詰は、賞味期限が長く何もないときのお助け食材ですし、魚肉ソーセージは子供のおやつや小腹がすいたときの救世主でもあります。ちくわもちくわ天にしたり、煮物やサラダに入れるなど用途もたくさんです。
まとめ
どの食材も節約には欠かせませんが、レシピがマンネリ化している場合は、レシピサイトで食材検索をして、レパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。
節約食材はどうしても色が薄くなりがちですが、彩りをちょっとプラスして、見た目にもおいしく頂くのが長続きのコツと言えるでしょう。
執筆者プロフィール : 丸山晴美(まるやま はるみ)
外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。