プジョー・シトロエン・ジャポンはこのほど、東京モーターショーへの出展概要を発表した。プジョー、シトロエン、DSの3ブランドで合計13台のモデルを展示。うち9台が日本初公開という充実した出展内容となっている。
プジョーは「MOTION & EMOTION」をテーマに5台を展示。中でも日本初公開の市販予定モデル「508 GT」は、180PSを発揮する2.0リットルの新開発ディーゼルエンジンと6速オートマチックトランスミッションを搭載した注目のモデルとなる。同じく日本初公開の市販予定モデル「308 GTi by PEUGEOT SPORT」は270PSのエンジンを搭載したホットモデル。その他、デザインやパワートレインを一新した新型「208」や「2008 LEATHER EDITION」も市販予定で、日本初登場モデルとして展示される。
シトロエンから独立したプレミアムコンパクトブランド、DSは今回が初出展。展示する5台はすべて日本初公開モデルとなる。中でも新型「DS 4」「DS 4 CROSSBACK」は、DSブランドの新たな中核モデルとして注目を集めそうだ。同モデルは165PSを発揮する1.6リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載し、2016年中の国内発売が予定されている。「DS 5」「DS 3」はそれぞれ限定車が登場。「DS 5 Edition 1955」は、1955年当時の「DS」のボディカラーを現代に再現。「DS」誕生60周年を記念して発売される。
シトロエンは日本初公開モデルとして、「C4 CACTUS」を出展。1.2リットル3気筒エンジンと5速ETGを組み合わせた独創的なモデルで、2013年のフランクフルトモーターショーで登場した時はコンセプトカーだったが、今回は2017年発売予定の市販予定車として展示される。他に限定車「GRAND C4 PICASSO 1st Anniversary」と、フェイスリフトした新型「C4」を展示。これら計3台と新しいグラフィックを取り入れたブースデザインで、最新のシトロエンを紹介する。