ジャガー・ランドローバー・ジャパンはこのほど、ダイナミック・ラグジュアリー・サルーン「XF」をフルモデルチェンジし、全国のジャガー正規ディーラーで受注を開始した。ボディの75%にアルミニウムを使用した軽量モノコック車体構造により、優れた環境性能とジャガーらしい走りを両立した。
「XF」は2008年に日本市場に導入され、これまでジャガー史上最多となる145の賞を獲得するなど、世界的に高い評価を受けている。今回の新型モデルでは、デザイン性の高さとダイナミックさを受け継ぎながら、さらなる進化を遂げた。
ボディには75%にアルミニウムを使用した軽量モノコック車体構造を採用し、現行「XF」と比較して最大190kgもの軽量化を図るとともに、ダブルウィッシュボーン式フロント・サスペンションとインテグラルリンク式リア・サスペンションを組み合わせることで、ねじり剛性を最大28%向上させている。
前後重量配分を理想的な50:50として快適な乗り心地とハンドリングも実現。その一方、ボディサイズは全長4,965mmと従来より10mm短くしながら、ホイールベースを50mm長い2,960mmに延長。後部座席のレッグルームを15mm、ニールームを24mm、ヘッドルームを27mm拡大するなど、室内空間を拡大している。
新型「XF」はガソリンエンジン搭載モデル5モデル、ディーゼルエンジン搭載モデル2モデルがラインアップされており、価格はガソリン2.0リットル直列4気筒ターボ搭載の「XF Pure」が598万円、ガソリン3.0リットルV型6気筒スーパーチャージャー搭載の「XF S」が635万円、ディーゼル2.0リットル直列4気筒ターボ搭載の「XF Prestige」が635万円などとなっている(価格はすべて税込)。