女優の川口春奈と俳優の林遣都が、来年公開される映画『にがくてあまい』で初共演することが10日、発表された。
本作は、漫画家・小林ユミヲがWEBコミック誌『EDEN』(マッグガーデン)で連載している同名漫画が原作。コミックスの累計発行部数は60万部を超え、WEBでの無料配信プレビュー数は100万以上を記録している。男に恵まれない肉食系独身女・マキ(川口)とゲイのベジタリアン男子・渚(林)の相いれない2人が、"ありのまま"でぶつかり合う風変わりな同居生活を描く、大人のヒューマンラブコメディ。林はゲイ役としてBL的なシーンにも挑戦する。
料理ができず、部屋は荒れ放題で私生活もだらしないマキ演じる主演の川口は「いろんな顔を持っていて、いろんな表情をし、ギャップのある愛されるキャラクターのマキを、丁寧に時にガサツに演じられたら良いなと思います!」とコメント。女性に一切興味のない渚役の林も「ラブコメディという明るい見やすさの中に、愛や性、人生を食から学び考えさせられるこの漫画の素晴らしさを"映画"という形で皆さんに伝えられればと思います」と意気込む。
メガホンを取るのは、『ボクが修学旅行に行けなかった理由』(2013年)や『からっぽ』(2012年)の草野翔吾監督。脚本監修および脚本は共に、ヨーロッパ企画の上田誠氏と大歳倫弘氏が務める。
(C)小林ユミヲ/マッグガーデン・にがくてあまい製作委員会