アスクは8日、Synology製のNAS用ケース「DiskStation DS216se」、「DiskStation DS216play」、「DiskStation DS416」の3モデルを発表した。10月15日から発売する。価格はオープン。店頭予想価格は20,000円台前半から。
DiskStation DS216se
「DiskStation DS216se」は、エントリクラスの2ベイNASケース。店頭予想価格は20,000円台前半。3.5インチ / 2.5インチHDDを内蔵できる。OSには直観的な操作が可能な「DiskStation Manage」を採用。同社環境(Windows環境のRAID1構成)での転送速度はリード最大102MB/s、ライト最大59MB/s。RAID 0 / 1 / JBOD / Basicに対応する。
Gigabit Ethernet対応有線LANポートを1基搭載し、ネットワークカメラ用のサーバとしても利用可能。専用アプリケーション「Surveillance Station」を使うことで、リアルタイム監視や記録データのタイムラインビューなどを行える。対応IPカメラ台数は5台までで、対応フレームレートは1,280×800ドット / 50fps。
CPUはMarvell Armada 370(800MHz)、メモリはDDR3 256MB。92mmの冷却ファン×1基を内蔵し、USB 2.0×2基を装備。最大ユーザーアカウント数は512、最大同時接続数は64。本体サイズはW100×D225.5×H165mm、重量は0.87kg。
DiskStation DS216play
「DiskStation DS216play」は、3,840×2,160ドット(4K)のハードウェアコード変換エンジンを搭載するモデル。店頭予想価格は30,000円台後半。同社環境での転送速度はリード最大107MB/s、ライト最大91MB/s。RAID 0 / 1 / JBOD / Basicに対応する。OSには「DiskStation Manage」を採用。
リアルタイムで3,840×2,160ドットのビデオコード変換が可能な、ハードウェアベースの変換エンジンを搭載。H.265(HEVC)コーデックもサポートする。DLNA準拠のデジタルメディアサーバとしても利用可能。Gigabit Ethernet対応有線LANポートを1基搭載し、ネットワークカメラ用のサーバとしても使える。対応IPカメラ台数は15台までで、対応フレームレートは1,280×800ドット / 450fps。
CPUはデュアルコアのSTM STiH412(1.50GHz)、メモリはDDR3 1GB。92mmの冷却ファン×1基を内蔵し、USB 3.0×1基、USB 2.0×1基を装備。最大ユーザーアカウント数は2,048、最大同時接続数は256。本体サイズはW100×D225.5×H165mm、重量は0.88kg。
DiskStation DS416
「DiskStation DS416」は、デュアルコアCPUとハードウェア暗号化エンジンを搭載する4ベイモデル。店頭予想価格は70,000円台後半。Gigabit Ethernet対応有線LANポートを2基搭載し、フェイルオーバーとLink Aggregationに対応。ハードの故障の際にも十分な冗長性を確保する。RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 / JBOD / Basicに対応。自社環境(RAID5構成でLink Aggregation有効時)での転送速度は、リード最大221.05MB/s、ライト最大139.51MB/sに達する。OSには「DiskStation Manage」を採用。
ネットワークカメラ用のサーバとしても利用可能。対応IPカメラ台数は25台までで、対応フレームレートは1,280×800ドット / 750fps。
CPUはデュアルコアのAnnapurna Labs Alpine AL-212(1.40GHz)、メモリはDDR3 1GB。92mmの冷却ファン×2基を内蔵し、USB 3.0×3基を装備。最大ユーザーアカウント数は2,048、最大同時接続数は256。本体サイズはW203×D233.2×H165mm、重量は2.04kg。