オーディオテクニカは10月8日、アートモニターシリーズのヘッドホン「ATH-A1000Z」「ATH-A900Z」「ATH-A500Z」を発表した。発売は11月13日。価格はオープンで、推定市場価格はATH-A1000Zが50,000円前後、ATH-A900Zが25,000円前後、13,000円前後(すべて税別)。
ATH-A1000Z、ATH-A900Z、ATH-A500Zはいずれも53mm径のドライバーを搭載。二重構造ハウジングにより空気のダンピング効果を高め、伸びやかな低音を再現する。ほどよい密閉感をもたらす新3D式ウイングサポートを採用。イヤーパッドには低反発素材を使用しており、長時間のリスニングでも疲れにくい。
ATH-A1000Z
ATH-A1000Zは、ハイレゾ再生が可能なモニターへッドホン。高純度アルミ製ハウジングと、不要な振動を抑えるマグネシウム製バッフルを搭載する。加えて、音の再現性を高める「一体型ヨーク」を装備しており、ドライバーの駆動力を向上させている。ケーブルは両出しで、左右独立構造のものを採用している。
主な仕様は、再生周波数帯域が5~43,000Hz、インピーダンスが44Ω、出力音圧レベルが101dB/mW、最大入力が2,000mW、プラグが3.5mmステレオミニ、重量は265g。
ATH-A9000Z
ATH-A9000Zは、ATH-A1000Zと同じくハイレゾ音源の再生に対応している。ケーブルは片出しで、絡みにくい高弾性エラストマーシースコードを採用する。主な仕様は、再生周波数帯域が5~40,000Hz、インピーダンスが44Ω、出力音圧レベルが101dB/mW、最大入力が2,000mW、プラグが3.5mmステレオミニ、重量は335g。
ATH-A500Z
ATH-A500Zは、5~34,000Hzの再生周波数帯域を持つモデル。ただし、ハイレゾロゴは取得していない。ATH-A9000Zと同じく、絡みにくい高弾性エラストマーシースコードを装備したモニターヘッドホンだ。主な仕様は、インピーダンスが40Ω、出力音圧レベルが100dB/mW、最大入力が1,000mW、プラグが3.5mmステレオミニ、重量は300g。