ディラックは7日、台湾LianLiのフルアルミ製ATXケース「PC-TU300」シリーズの取り扱い開始を発表した。本体カラーがシルバーの「PC-TU300A」とブラックの「PC-TU300X」を用意。16日に発売し、店頭予想価格は「PC-TU300A」が税別34,800円前後、「PC-TU300X」が税別37,800円前後。
天板に持ち運び用のハンドルを備えた「TUシリーズ」のケース。サイドパネルはレバーによりワンタッチで開くことが可能で、ホットスワップ用バックプレーンと合わせ、メンテナンスしやすい構造を採用する。
発熱量が比較的大きい電源やグラフィックスカードの設置スペースを考慮し、底面からの吸気、天面からの排気という"煙突型"のエアフローでケース内部を冷却する。天面に2基、背面に1基の120mmファンを標準で搭載する。
搭載ベイは5.25インチベイ×1(スリムベイ)、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×1。このほかの仕様は、拡張スロット数は7基、拡張カード用のスペースは最大300mm、電源ユニットは奥行きが160mmまでのものまで取り付けが可能。CPUクーラーの高さは160mmまで。インタフェースとして、USB 3.0×2、オーディオポートを備える。対応マザーボード規格はATX、マイクロATX。
本体サイズはW218×D440×H398mm。重量は3.8kg。別売りのオプション製品として、専用のキャリングカート「TC-01」を用意。重量のあるシステムでの持ち運びが可能となる。店頭予想価格は税別,480円前。