Apple傘下のBeats by Dr. Dre (Beats)は10月7日(米国時間)、小型Bluetoothスピーカーの新製品「Beats Pill+」を発表した。Beatsならではのパワフルなサウンドが向上、バッテリー動作時間が初代Pillの最大7時間から最大12時間に延びた。米国での価格は229.95ドル、11月の発売を予定している。
気軽にバッグに入れられるサイズだった初代Pillに比べると、Pill+はわずかに大きく、そして重い。初代Pillと同様にシンプルなデザインだが、安定して設置できる形になっており、持ち歩くのではなく、自宅で好きな場所に置いてパワフルなサウンドを楽しむのに適したポータブルスピーカーになった。操作性も向上した。上面に、オン/オフ・ボタン、再生/停止+マルチ機能の「b」ボタン、音量ボタンが並び、素早く再生をコントロールできる。カラーはブラックとホワイトの2色。
ウーハーとツイーターのセットがそれぞれアンプを備えた2-wayアクティブシステムを採用。広いダイナミックレンジで、あらゆるジャンルで明瞭かつインパクトのある音を実現する。スピーカー機能は、スマートフォンやタブレット、PCなどと接続するだけで簡単に利用できる。マイクを内蔵しているので、ペアリングしたスマートフォンのスピーカーフォンとしても使用可能。Beats Pill+アプリ(iOS、Android)を使用すると、1つのBluetoothソースで2つのBeats Pill+を鳴らしたり(増幅またはステレオ)、逆に1つのスピーカーの再生リストを友達と2つのBluetoothソースで共有するなど様々な追加機能を楽しめる。
背面にLightningポート(充電)とUSBポートを装備する。充電時間は3時間。最大12時間の再生が可能な内蔵バッテリーは給電に対応し、Pill+をモバイルバッテリ-のように使用できる。スマートフォンのバッテリー残量が少なくなってきたら、音楽を再生しながらPill+にケーブル接続して充電できる。