ビー・エム・ダブリューは7日、「第44回東京モーターショー2015」(東京ビックサイトで10月30日から一般公開)の出展概要を発表した。スポーツモデル「M4 GTS」を世界初公開するほか、新型「7シリーズ」・新型「X1」などのアジア初公開モデルも多数出展する。
新型「M4 GTS」はモータースポーツの遺伝子を受け継ぐモデル。1986年に生産を開始した「M3」の生誕30周年を記念し、700台限定で発売される特別仕様車となる。ウォーター・インジェクションによって最高出力は500PSまで高められ、インテリジェント・ライトウェイト構造を採用したことで、パワーウェイトレシオ3.0kg/PSという驚異的な数値を実現した。
新型「7シリーズ」は、ボディ構造にカーボン・ファイバー強化プラスチック(CFRP)を採用。プラグインハイブリッドモデルも用意される。第2世代となる新型「X1」は、最新世代のガソリンエンジンおよびディーゼルエンジンを搭載。効率を最適化したインテリジェント四輪駆動システム「xDrive」や新開発のサスペンションにより、スポーティさと走行快適性が増した。
新型「3シリーズ」から「330e」、「2シリーズ アクティブ ツアラー」の「225xe」など、プラグインハイブリッドモデルも4台出展。「225xe」は将来的に電気だけのローカル・エミッション・フリー走行が可能になるという。「7シリーズ」のハイブリッドモデル「740e」と「X5 xDrive40e」も登場する。