フィンエアーグループは10月8日、2016年春からの運航スケジュールにて福岡=ヘルシンキ間の新規路線を就航することを発表した。福岡路線は同社初となる九州への定期路線として、2016年春より週3便の運航を予定している。
同社では現在、東京(成田)、名古屋、大阪へデイリー就航しており、今回の新規就航によって、日本国内4大都市に就航する欧州系航空会社となる。同社では2020年までにアジア路線を2010年の倍に拡大する計画を進めており、今回の新規路線の就航は目標達成に向けた重要なステップとなる。
日本支社営業総支配人の永原範昭氏は、日本と欧州を最短最速で結ぶ航空会社で九州・中国地方からの欧州線利用の利便線が向上するほか、「温暖な気候や豊かな歴史、建築、芸術、ショッピング、グルメなど多彩な魅力のある福岡はヨーロッパ各地でも注目を集めており、インバウンドの需要も期待できます」とコメントしている。
福岡路線はエアバスA330で運航される予定で、水・木・日曜日はAY076(福岡9:30発・ヘルシンキ13:55着)、火・木・土曜日はAY075(ヘルシンキ発16:30・福岡着翌8:00となる(政府認可申請中)。なお、同路線はフィンエアー、JAL、ブリティッシュ・エアウェイズの共同事業の一環として運航される。