米Microsoftは10月6日(現地時間)、米ニューヨークで開催したプレスイベントでWindows 10 Mobileを搭載したスマートフォン「Lumia 950」と「Lumia 950 XL」を発表した。Windows 10 Mobileの目玉機能である「Continuum」をスムーズに利用できる高スペックな設計になっており、外部ディスプレイにLumia 950/950 XLを接続してPCのような操作環境を作れる「Microsoft Display Dock」(別売)も用意した。米国で11月に発売される予定で、価格はLumia 950が549ドル、950 XLが649ドル。
Lumia 950
- ディスプレイ: 5.2インチ QHD(2,560×1,440、564ppi)有機EL、Gorilla Glass 3
- プロセッサ: Snapdragon 808(6コア、1.8GHz)
- バッテリー容量: 3,000mAh
- 本体サイズ: 145×73.2×8.2ミリ
- 重量: 150グラム。
Lumia 950 XL
- ディスプレイ: 5.7インチ QHD(2,560×1,440、518ppi)有機EL、Gorilla Glass 4
- プロセッサ: Snapdragon 810(8コア、2GHz)
- バッテリー容量: 3,340mAh
- 本体サイズ: 151.9×78.4×8.1ミリ
- 重量: 165グラム。
他のスペックは共通で、メモリーは3GB、ストレージは32GB、microSDカードスロットを備える。カメラは背面が20メガピクセル、前面が5メガピクセル。ワイヤレスはWi-Fi(802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1、NFC。コネクタはUSB Type-C。Windows Hello Betaをサポートしており、アンロックなどに赤外線カメラを使った顔認証を利用できる。
ContinuumはLumia端末が外部ディスプレイに接続したのを検知し、スマートフォンで動作するユニバーサルアプリをデスクトップと同じUIで操作できるようにする。Microsoft Display DockはUSB Type-CでLumia端末と接続して給電し、またDisplayPort、HDMI、USB 2.0×2、USB充電×1などを備える。