マスカルポーネ不要! プロセスチーズでティラミスを作ってみた

ほろ苦いココアとコーヒーの風味、そして濃厚なチーズクリームがおいしいイタリアのデザート「ティラミス」。ティラミスは通常、イタリア原産のクリームチーズ、マスカルポーネチーズを使って作りますが、マスカルポーネは手に入りにくいだけではなく、価格も高めです。ここでは、スーパーならどこでも手に入るプロセスチーズを使って「ティラミス風デザート」を作る方法を紹介します。

材料

・プロセスチーズ (スライスチーズでも可)　70～100g
・生クリーム (植物性ホイップでも可)　100cc
・プレーンヨーグルト50g
・牛乳50～100cc
・砂糖50g
・レモン汁 大さじ1
・純ココア 適量
・コーヒー (インスタントや市販の加糖アイスコーヒーなどでも可能)
・食パンまたはカステラ

作り方

牛乳と1cmほどの大きさにちぎったプロセスチーズを鍋に入れます。弱火で加熱し、チーズを溶かします。さらに砂糖の半量を入れて溶かします。

容器の底に食パンを敷き、コーヒーを入れて染み込ませます。どこでも購入できる食パンを使っていますが、カステラやスポンジケーキを使えばより本格的になります。大人向けに洋酒を効かせるのもいいですね。

生クリームに残りの砂糖を加えて堅く泡立てます。

泡立てた生クリームにプレーンヨーグルトを混ぜ、その後にチーズが溶けた牛乳を入れてよく混ぜます。

レモン汁を加えます。これでチーズクリームの完成です。

コーヒーを染み込ませた食パンを底に敷いた容器の上に、クリームを入れていきます。容器の下1/3まで入れたらいったんストップ。その上にココアを茶漉 (こ) しで振りかけます。再びチーズクリームを1/3入れ、ココアを振りかける作業を合計3回繰り返します。

容器をラップで覆い、冷蔵庫に入れて30分くらい落ち着かせます。

一般的なティラミスとは違い、卵もゼラチンも使っていないため、チーズクリームを食べているような感じです。堅めに仕上げて大きな容器に入れて切り分けたい場合は、ゼラチンを用いて固めた方がいいかもしれません。

作り方のコツ

プロセスチーズは量を多くした方が濃厚に仕上がります。より濃厚にしたい場合はヨーグルトは入れず、生クリーム200ccで作ってみてください。スライスチーズを使っても作れますが、その時は「溶けないタイプ」のものであることを確認してくださいね。

執筆：麦原 ケイ (ベル・エキップ)
猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。

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