富士通は6日、Android 5.1を搭載したSIMフリースマートフォン「arrows M02」をMVNO向けに順次提供すると発表した。3日間の電池持ちを実現し、場所を問わずに音声通話での聞きやすさや、文字入力のしやすさなど、使いやすさにポイントを置いた端末となる。

arrows M02

arrows M02は5インチサイズのAndroidスマートフォン。色再現性と高いコントラスト比を備えた有機ELディスプレイを搭載し、同社独自の「スーパークリアモード」により、周囲の環境に合わせて輝度とコントラストを自動調整、これにより場所を問わずに画面を明瞭に見ることができるという。また、同社独自の省電力技術により、バッテリーライフは3日以上を実現した。

通話のしやすさを向上させる2つの機能も搭載。出先などで騒音が気になる場所でも通話相手の声が聞き取りやすくなる「スーパーはっきりボイス4」や、2つのマイクで周囲の騒音を検知して自動的に雑音を抑え、クリアな音声での会話を可能にする「スーパーダブルマイク」を備える。文字入力では日本語入力システムの「Super ATOK ULTIAS」により、文脈に合わせて適切な言葉を表示しアシストする。

このほか、おサイフケータイ、IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応。ディスプレイ周囲にわずかなフチをつくり、ディスプレイを割れにくくするなど細かな配慮もなされている。