今年の夏の身体の不調を振り返る

10月に入りすっかり秋めいてきた昨今。過ごしやすい日が続くこの季節に思い出されるのは、冷房病や高温多湿の気候により絶不調に陥った、今年の夏の自身の体調である。季節に関わらず小さな不調を抱えやすい世の女性たちは、この夏どんな症状に苦しんできたのか。

今回は未婚女性のマイナビニュース会員200人に「今年の夏の体の不調」について聞いてみた。回答理由と併せて紹介しよう。


Q.この夏、身体の不調を感じましたか


はい(48.0%)

いいえ(52.0%)


Q.「はい」と答えた人は、具体的にどのような不調がありましたか(複数回答可)


1位: 体のだるさ(60.4%)

2位: 食欲不振(31.2%)

3位: 肩こり(24.0%)


■体のだるさ
・「だるくて起き上がったあと、動けないことがあった」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「なんとなくだるい。だるいと次の日必ず失敗することが予知できるようになる」(23歳女性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「エアコンをつけて寝ると体がだるくなり、つけずに寝ると暑くて目が覚めて睡眠不足になり、ずっといまいち調子が良くなかった」(29歳女性/建設・土木/技術職)
・「腹痛とだるさでやる気が全くおきなかった。どんなに寝ても眠くて仕方なかった」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「疲れやすくなった」(28歳女性/金融・証券/事務系専門職)


■食欲不振
・「食欲不振時に便秘、不眠などの症状になりました。治ったあと、反動かのように食べ過ぎて腹痛になっています」(26歳女性/人材派遣・人材紹介/営業職)
・「お肉の匂いがとても気になって食べられない。胃が痛くなる」(23歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)
・「いつももりもり食べていた朝ご飯が食べられなかった。夜もおなかはすくけど食べたいものがなく、いつもの量も食べられなかった」(28歳女性/食品・飲料/事務系専門職)


■肩こり
・「疲れがとれない」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「全身がこってしまい、つらい。だるいし、痛いし」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「動くのが面倒でした」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)


■その他
・「なぜか便秘がひどくなった。便が出ても快便ではなかった」(42歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)


■総評

「不調があった」人の具体的な症状として最も多かったのは「体のだるさ」(60.4%)だった。回答を見ると、「やる気の低下」や「イライラ」など「体のだるさ」が精神的な不調にもつながっているようだった。

次いで「食欲不振」(31.2%)、「肩こり」(24.0%)と続いたが、複数の症状を抱えている人が多く、1つの症状がまた別の不調を生み出すという悪循環がみられた。

調査の結果、不調を訴えた人は全体の約半数で、症状の種類も多岐にわたるなど個人差があった。一方で全体を通してみると、冷房の入った室内と外で温度差があることや、栄養や水分が十分にとれていないこと、睡眠不足など、症状を引き起こした要因については共通する点が多いようだ。気が早いとも思うが、来年の夏こそは不調なく過ごせるよう、健康管理の基本的なところから気をつけてみてはいかがだろうか。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2015年8月25日~8月29日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート