アイペット損害保険は、20代以降の男女を対象に7月31日より8月7日にかけて「ペット同伴での公共交通機関利用時におけるマナー」についてのアンケート調査を実施し、その結果を公開した。
公共交通機関でのペットマナー
ペットとのお出かけの際の移動手段について聞いたところ、「車」と答えた人が最も多く全体の74%となり、電車やタクシー、バスなどの公共交通機関の利用率はいずれも20%を下回った。また、飼い主の公共交通機関利用時のマナーについては、ペット未飼育者・飼育者ともに3割以上が「気になったことがある」と回答しており、ペット飼育者でも問題を感じている人が多いことがわかった。
別の調査では、ペット未飼育者から挙がった「ペット飼育者の公共交通機関利用時のマナーで気になったこと」の1位は「マナー違反をしても飼い主が平気な顔をしている」だった。一方、今回の調査でペット飼育者から挙がった「他のペット飼育者のマナーについて気になったこと」では、1位は「ペットが完全にケージの中に入っていない」となり、ペットと暮した経験の有無によってその内容が変わることがわかった。
ペットとのおでかけで「思い出」が増える
「ペットと一緒におでかけして良かったと思うこと」では、「ペットとの楽しい思い出が増えた」、「ペットがいることで家族の仲が良くなった」「ペットを家やホテルに残す不安がなくなった」が上位に挙がり、ペットが「家族の一員」として捉えられていることが見て取れる。また、ペット未飼育者の8割以上が「マナーを守ったらお互い気持よく公共交通機関を利用できると思う」と答えている。