JR東日本盛岡支社は3日から、山田線で運行するキハ110系(100番台)の一部車両に客席用固定テーブルを設置しての運用を開始する。

キハ110系車内にテーブルが設置された

車窓の風景を眺めながら飲食を楽しんでもらうため、向かい合わせになった各座席の中央にテーブルを設置。当面は2両編成のうち1両のみテーブル設置車両とし、利用者の声を参考にしながら今後の設置を検討するとのこと。10月3日11時08分に盛岡駅を発車する快速「リアス」がテーブル設置車両による初列車となる。10月4日以降、盛岡~宮古間の快速「リアス」と普通列車各1往復、川内~宮古間の普通列車1往復の計6本をテーブル設置車両で運転する。

テーブル設置に合わせ、10月3~12日の10時から11時10分頃まで、盛岡駅改札内の跨線橋で三陸の名産を使用した弁当や海産物などの特産品販売を実施。購入した弁当や特産品を車内のテーブルで広げながら列車の旅を楽しめる。