本田技研工業(ホンダ)は2日、原付スクーター「ジョルノ」の外観を一新するとともに、水冷・4ストロークエンジン「eSP」を搭載するなどのフルモデルチェンジを行い、生産をこれまでの中国から日本の熊本製作所に移管して16日に発売すると発表した。
ジョルノは、豊富なカラーバリエーションと日常での優れた使い勝手が魅力のファッションスクーター。今回のフルモデルチェンジでは、外観を張りのある丸みを強調した、より親しみやすいデザインへ一新させるとともに、スマートフォンなどの充電に便利なアクセサリーソケットを標準装備するなどの機能向上を図っている。
エンジンには、原付スクーター「ダンク」や「タクト」にも採用している、水冷・4ストローク・OHC・単気筒50ccエンジン「eSP」を新たに搭載。低フリクション技術を随所に採用するとともに、「電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)」と「アイドリングストップ・システム」の採用などにより、優れた燃費性能と環境性能、力強い出力特性を実現した。
カラーバリエーションは、新色の「パールマーメイドブルー」「パールアンブラウン」を含む全6色を展開。価格は、18万9,000円(税込)。