ローランドは、同社が1980年代に発売した代表的なアナログ・シンセサイザーの名機をイメージした、コンパクトかつ本格的なシンセサイザー音源、Roland Boutiqueシリーズ「JP-08」 「JU-06」 「JX-03」 3機種と、専用キーボード「K-25m」を発表した。発売日は10月24日。価格はいずれもオープンプライスで、市場予想価格はJU-08が5万円前後、JU-06が4万円前後、JX-03が4万円前後、K-25mが1万5,000円前後。

「JP-08」 「JU-06」 「JX-03」 は、80年代に活躍したローランド往年の名機を再現したコンパクトかつ本格的なシンセサイザー音源。3段階に角度調整可能な専用鍵盤ユニット「K-25m」も用意されている

「JP-08」では分厚い弦楽合奏のようなサウンドが特長的な「JUPITER-8」、「JU-06」では独特の美しい広がりを与える音色効果であるコーラスが好評な「JUNO-106」、そして「JX-03」ではシンプルな構成ながらも幅広い音のバリエーションが得られる「JX-3P」を再現。オリジナル・モデルのイメージにこだわったツマミやボタン配置を採用し、当時のイメージに沿って個性の強い音づくりが行える。また、電池駆動が可能となっており、小型のスピーカーも内蔵しているので、場所を選ばず手軽に使用できる。

また、MIDI鍵盤楽器をつないで簡単に演奏することができるほか、別売の25鍵ミニ・キーボード「K-25m」に本体を組み込んで、A4ファイルサイズのコンパクトな卓上型のシンセサイザーとしても演奏が可能となっている。