キャリアデザインセンターはこのほど、働く女性を対象に「稼ぎが良いと判断する基準」に関するWebアンケートの結果を発表した。調査は8月7日~11日、「女の転職@type」の20代~30代の女性会員および「Woman type」の読者を対象に行われた。有効回答数は208名。

営業マンの稼ぎは「居住地」で判断できる!?

今回は、「営業マンの稼ぎ具合の判断基準は『良い場所に住んでいる』? それとも『良いスーツを着ている』?」をテーマとして調査を実施した。

「営業マンの稼ぎ具合の判断基準は『良い場所に住んでいる』? それとも『良いスーツを着ている』?」

その結果、「良いスーツを着ている(32%)」派を抑えて、「良い場所に住んでいる(68%)」派が約7割を占める結果となった。

「良い場所に住んでいる」派の意見として、「家賃で収入がある程度分かる気がする」(29歳/総務・人事)、「スーツは見栄でも着ることができるが、家はそうはいかないから」(29歳/接客・販売)、「着る物よりも、住む所の方が継続的にお金がかかるから」(23歳/接客・販売)、「タイムイズマネー。稼ぐ営業マンは、アクセスが良くてステータスも満たす場所に住んでいるはず」(34歳/営業企画)、「住まいはライフスタイルの基盤。そこに重点を置いているということはそれだけの収入を得ていると思うから」(29歳/接客・販売)などが挙がった。

一方、「良いスーツを着ている」派からは、「人は見た目」(24歳/看護師)、「営業マンにとってスーツは戦闘服。それに気を使えている人はできる営業マンだと思う」(33歳/接客・販売)、「場所は社宅などの可能性があるが、スーツは本人のセンスが出るから」(28歳/営業事務)、「家庭だけでなく、仕事に投資できる余裕があるように見える」(31歳/管理栄養士)、「消耗品にこだわれるのは大事」(28歳/Webディレクター)、「貧乏でも家族の恩恵で良い所に住める人はいるから」(37歳/一般事務)といった意見が寄せられた。