育児に関する情報交換をしたり、夫や姑の愚痴を聞いてもらったり、主婦にとってママ友とのランチ会は息抜きの場でもあります。しかし、家庭によって主婦が自由に使える金額が異なるので、どのくらいの予算を考えておけばいいのか悩むことも……。そこで主婦183名に、ランチ会の予算をズバリ教えてもらいました!

「1,000円以上」と回答したのは約半数!

Q.ママ友とのランチ会の上限金額はいくらですか?

500円未満……13人 (7.1%)
500~1,000円……79人 (43.2%)
1,000円以上……91人 (49.7%)

ランチ会の上限金額を尋ねたところ、「1,000円以上」と回答した人が約半数を占めました。たまにはぜいたくしたいから? それとも、意外とみんなリッチだったりして……。

予算に差はあるものの、ママ友ランチでは金銭面で悩むも多いようです。どんなことに悩んでいるのか詳しく聞いてみました。

最大の問題は金銭感覚

・「普段節約していると、ほかの方との金銭感覚でずれを感じてつらい時がある」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「やたら高級なランチに行こうとする、金銭感覚の違うママ友」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

・「安く上げたい人と、ちょっと奮発しておいしいものを食べたい人で意見が割れる」(24歳/食品・飲料/専門職)

・「めったにないので、たまの1回ぐらいちょっと高くてもいいと思う。頻繁になったら、理由つけて断ればいいだけだし」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

・「あたしは金額よりゆっくりできるお店にしたいけど、1,000円でも高いと言われてしまうと困る」(30歳/通信/事務系専門職)

ランチに1,000円も出すのは高いと感じる人もいれば、たまにはぜいたくしたいという人もいます。懐事情はそれぞれなので、合わせるのは大変ですよね。思い切って断る勇気も必要かもしれません。

単価よりも回数が問題?

・「連日ランチに行くとお金がかかって仕方がないこと」(28歳/人材派遣・人材教育/事務系専門職)

・「同じ月に回数が重なると経済的につらい」(46歳/学校・教育関連/専門職)

たまになら奮発していい店に行きたいけれど、月に何回もあるとさすがにキツい……。ランチ会が好きなグループと距離を置くか、持ち寄りパーティーなどを提案してみては?

メニュー選びも悩みどころ

・「なるべく安くすませたいけど、最安値のメニューは頼みにくい」(29歳/建設・土木/事務系専門職)

・「デザート込みでリッチにいくか、軽くランチだけにするか」(37歳/ソフトウェア/技術職)

・「みんなが食後のデザートを頼んでいるのに、自分だけ頼まないわけにはいかないので、どうしても金額が高くなってしまう」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「食べ放題のランチを好む人がいて、食べ放題だと、最初の設定金額が高めなので元も取れないし付き合いきれなくなります。10回誘われたら、付き合うのは1~2回程度にとどめています」(50歳以上/商社・卸/事務系専門職)

お店選びも頭を悩ませますが、そこで何を食べるかも考えてしまいますよね。特にデザート問題は多くの主婦の悩みの種に。「ダイエット中だから」と断るしかない!?

準備が大変!?

・「混み合った店での別会計は常識的にナシだと思うが、先に伝票を持っていかれ、別会計にされるのは困る」(28歳/学校・教育関連/専門職)

・「お釣りが出ないように小銭を用意しなくてはいけないこと」(46歳/食品・飲料/事務系専門職)

「ランチタイムの個別会計はご遠慮ください」という店も少なくないですよね。だからといってあらかじめ小銭を用意するのは面倒。事前にルールを決めておくといいかもしれません。

そもそも楽しくない

・「話が合わないのを我慢する時がある」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「しょっちゅうあると、話したいこともないし、面倒だと感じる」(32歳/金融・証券/営業職)

子どもが小学校に入学するまでは、毎日のように顔を合わせることが多いママ友たち。子どものためと思っても、話が合わないとつまらないですよね。パートや習い事を始めたりして、フェードアウトを狙う作戦もありますよ。

楽しいはずのママ友ランチ会が、ささいなことで苦痛な時間になってしまうこともあるようです。特に金銭感覚の違いを埋めることは難しいものですが、正直に「今月はキツくて」と打ち明けてみては? 最初は恥ずかしくても、"節約キャラ" を浸透させれば面倒なことから解放されるかもしれません。

調査時期: 2015年8月26日~2015年9月2日
調査対象: 全国のマイナビニュース会員
調査数: 女性183名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません。