インターワイヤードは29日、「ストレスチェック制度」に関する調査の結果を発表した。対象は、同社サイトモニター組織勤務者965名。期間は、7月22日~8月7日。
ストレスチェック義務化、が「全く知らなかった」
「ストレスチェック義務化」について、どの程度知っていたかを聞いたところ、46.7%で「全く知らなかった」が最多となった。
次いで、「『ストレスチェック』という名称は聞いたことがあるな・・・という程度」(15.3%)、「『ストレスチェック』という制度ができるらしい、という事は知っていた程度」(9.2%)と続いた。
勤務する企業が『ストレスチェック』を実施した場合、検査を受けるかを尋ねた。結果、「受けても良い」(37.7%)が最多となった。「受けたい」と回答した割合は、「できるだけ受けたい」(14.7%)、「ぜひ受けたい」(13.8%)の計28.5%だった。3月の前回調査からは1.0pt増加した。一方、「受けたくない」と回答したのは、「出来るだけ避けたい」(8.9%)、「絶対に受けたくない」(6.2%)を合わせた15.1%となり、前回より3.1pt減少した。
役職別では、「受けたい」(「ぜひ受けたい」「できるだけ受けたい」の合計)と回答した割合は41.0%で「係長クラス」が最多だった。次いで、「部長クラス」(32.7%)、「主任クラス」(31.4%)となった。
「『ストレスチェック』の結果が『高ストレス者である』と診断された場合、医師・産業医による面接指導を受けるか」を聞いたところ、「受けても良い」(35.6%)が最多だった。「ぜひ・できるだけ受けたい」と回答した割合は、「ぜひ受けたい」(12.6%)、「できるだけ受けたい」(14.9%)の計27.5%だった。「できるだけ・絶対に受けたくない」と答えたのは、「出来るだけ避けたい」(12.4%)、「絶対に受けたくない」(7.8%)を合わせた20.2%となった。
役職別でみると、「受けたい」(「ぜひ受けたい」「できるだけ受けたい」の合計)と回答した割合の最多は、「係長クラス」(34.4%)だった。受けることを「避けたい」と答えた割合の最多では、「主任クラス」(30.0%)となった。