NTTドコモは30日、Androidスマートフォン「Xperia Z5 Premium SO-03H」を11月下旬に発売すると発表した。同社はXperia Zシリーズ3機種を販売するが、Z5 Premiumはそのなかでも最上位機種に位置づけられる。
「Xperia Z5 Premium SO-03H」は約5.5インチサイズのAndroid 5.1搭載スマートフォン。Xperia Z5シリーズとして、小型サイズの「Xperia Z5 compact」、フラッグシップモデルの「Xperia Z5」があるが、それを超える最上位モデルとなる。
主なスペックはZ5とほぼ同等。そのなかでZ5 Premiumを特徴付けるのは、4Kディスプレイ(2160×3840ドット)を搭載したこと。4Kコンテンツを4Kのまま表示、鑑賞できる。4Kアップコンバート機能も搭載し、YouTubeなどのコンテンツをアップスケーリングして、4K相当の画質で鑑賞することも可能。
デザイン面では、背面に光沢仕上げのガラスを使用し、プレミアム感の創出を意識。側面には指紋センサーも搭載する。カメラは、Z5同様にソニーのα、サイバーショットの技術を利用し、0.03秒のオートフォーカスを実現。約2300万画素の新センサー「Exmor RS for mobile」を搭載、画像処理エンジン「BIONZ for Mobile」を進化させ、5倍ズームの撮影に対応する。また、4K動画から約800万画素の静止画の切り出しも行える。
同製品のこのほかの主な仕様は以下のとおり。CPUはMSM8994(2GHz+1.5GHz オクタコア)、ROMは32GB、RAMは3GB、外部メモリとしてさいぢあ200GBのmicroSDXCに対応する。連続待受はLTE時で約490時間、連続通話はLTE時で約1330分。バッテリ容量は3430mAh。通信速度は下り最大225Mbps、上り最大50Mbps。カラーはクローム/ブラックの2色。特徴的な機能として、ワンセグ、フルセグ、ハイレゾオーディオに対応、IPX5、8の防水、IP6Xの防塵機能も備える。